はじめに
年末年始のフランス旅行でルーヴル美術館へ行くなら、事前の時間枠予約はほぼ必須と考えておいたほうがよいです。
ルーヴル美術館は、モナリザ、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナスなど、世界的に有名な作品を所蔵するパリ観光の定番スポットです。
その分、世界中から多くの観光客が集まり、年末年始や朝一の時間枠は早めに埋まる可能性があります。
私たちは、2025年12月31日の朝9時にルーヴル美術館を予約し、13時ごろまで見学しました。
パリ・ミュージアム・パスを利用したため入場料はパスに含まれていましたが、PMP利用者であっても、入場を確実にするには無料の時間枠予約が必要です。
この記事では、実際の予約・訪問経験をもとに、以下をまとめます。
- 年末年始はいつから予約を確認すべきか
- パリ・ミュージアム・パス利用時の予約方法
- ルーヴル美術館の入場料金
- 朝一9時枠をおすすめする理由
- 年末年始に訪問する際の注意点
なお、フランス旅行全体の予約優先度については、以下の記事でまとめています。
7泊9日の全体旅程については、以下の記事をご覧ください。
結論:年末年始のルーヴル美術館は3か月前から確認
年末年始にルーヴル美術館へ行く場合は、訪問予定日の3か月前を目安に公式予約サイトを確認するのがおすすめです。
今回のように年末年始に訪問する場合は、12月の予約は9月初旬、1月の予約は10月初旬を目安に、予約枠の公開状況を確認しておくと安心です。2026年7月現在は、月初に3か月後の月末までの予約枠が開放される形式に見受けられます。例えば、7月1日には10月31日まで予約可能となっていました。
ただし、ルーヴル美術館の予約枠について、毎月何日の何時に公開されるという固定スケジュールは、必ずしも明示されていません。
年度や公式予約サイトの運用によって、予約可能な期間が変わることもあります。
以下の流れで確認するのが現実的です。
- 航空券とホテルを確保する
- ルーヴル美術館へ行く日を決める
- 訪問日の約3か月前の月初から公式サイトを確認する
- 予約枠が公開されたら朝一の9時枠を確保する
特に年末年始は、休館日や営業時間の変更が設定されることがあります。予約枠だけでなく、訪問日の営業予定も必ず確認しましょう。
また、予約状況をご覧いただくと、9:00の枠は早めになくなっているのが分かると思います。日時が決まっている場合は、予約枠開放次第とりあえず予約することをお勧めします。
今回の予約・訪問内容
今回のルーヴル美術館訪問について、私たちは実際に以下のとおり予約しました。
| 項目 | 今回の内容 |
|---|---|
| 予約日 | 2025年9月15日 |
| 訪問日時 | 2025年12月31日9:00 |
| 利用したもの | パリ・ミュージアム・パス |
| 購入したチケットの種類 | PMP利用者向けの無料時間指定予約 |
| 予約優先度 | 最優先 |
| 予約確認の目安 | 訪問日の約3か月前(月初)日本時間8時(冬時間)、日本時間7時(夏時間) |
| 主な見学時間 | 9:00〜13:00ごろ |
| 主な見どころ | モナリザ、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナスなど |
| 所要時間 | 有名作品中心なら3〜4時間、全体を見るなら1日でも不足 |
私たちは朝9時にルーヴル美術館へ入り、主要作品を中心に13時ごろまで見学しました。
その後はオルセー美術館へ移動する予定だったため、ルーヴル美術館では見たい作品をあらかじめ絞って回りました。
ルーヴル美術館は非常に広く、すべての展示室を丁寧に見ようとすると、1日でも時間が足りません。
初めて訪れる場合は、予約だけでなく、見たい作品や回る順番も事前に決めておくのがおすすめです。
ルーヴル美術館は予約が必要?
ルーヴル美術館へ確実に入場したい場合は、事前に日時指定の予約をする必要があります。
通常の有料チケットを購入する場合だけでなく、パリ・ミュージアム・パスを利用する場合も、無料の時間枠予約を取得しておくのがおすすめです。PMPを持っていても、予約なしで入口へ行けば必ず入れるわけではありません。
パリ・ミュージアム・パスの公式案内では、PMP利用時にルーヴル美術館への入場を保証できるのは、時間枠を予約している場合とされています。
予約枠が満席の場合、予約なしで列に並んで入場を試みることはできますが、混雑時には長時間待つ、または入場できない可能性があります。
年末年始に確実に訪れたい場合は、予約必須と考えて準備するのが安全です。
PMP対象でも無料予約が必要
パリ・ミュージアム・パスには、ルーヴル美術館の常設展示と対象となる企画展示への入場が含まれます。
なお、通常のルーヴル美術館チケットには、ルーヴル美術館を訪問した当日または翌日のドラクロワ美術館への入場も含まれます(パリ・ミュージアム・パスもルーヴル美術館とは別施設の国立ウジェーヌ・ドラクロワ美術館は対象施設です)。
ただし、ルーヴル美術館への入場には、PMP本体とは別に無料の時間枠予約を取得しておく必要があります。
予約当日は、基本的に以下を提示します。
- ルーヴル美術館の無料時間指定予約(スマートフォン表示可)
- 有効期間内のパリ・ミュージアム・パス(スマートフォン表示可)
どちらか一方だけではなく、両方をすぐ提示できるように準備しておくとスムーズです。
スマートフォンで提示できますが、通信トラブルに備えて、予約のQRコードを端末内に保存しておくと安心です。
ルーヴル美術館の料金目安
ルーヴル美術館の通常チケットは、訪問者の居住地や国籍によって料金が異なります。
2026年1月14日以降、日本から訪れる一般旅行者は、欧州経済領域外の訪問者料金が適用されます。
| チケット | 料金目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 欧州経済領域外の訪問者 | €32 | 日本からの一般旅行者はこちら |
| 欧州経済領域の居住者・国民 | €22 | 対象国の居住・国籍条件あり |
| PMP利用者用予約 | €0 | 別途、有効なPMPが必要 |
私たちが訪問した2025年12月時点では、通常料金は22ユーロでしたが、その後料金制度が変更され、2026年1月14日以降、日本から訪れる一般旅行者の料金は32ユーロとなっています。
一方、パリ・ミュージアム・パスを利用する場合、ルーヴル美術館の入場料はパスに含まれます。PMP利用者が時間枠を予約する際の追加料金はありません。
なお、料金や対象条件は変更される可能性があるため、予約時に最新の公式情報を確認してください。
パリ・ミュージアム・パスで予約する方法
公式サイトの画面やチケット名称は変更される場合がありますが、基本的な流れは以下です。
ステップ1:パリ・ミュージアム・パスの予約ページを開く
まず、パリ・ミュージアム・パス公式サイトの予約施設一覧を開きます。
「MUSÉE DU LOUVRE」の項目にある予約ボタンから、ルーヴル美術館の公式予約サイトへ進むと分かりやすいです。
検索結果には非公式のチケット販売サイトも表示されるため、公式サイトであることを確認してから手続きを進めましょう。
ステップ2:訪問日を選ぶ
予約カレンダーから、ルーヴル美術館へ行く日を選択します。
年末年始は休館日や特別営業時間が設定される可能性があるため、予約可能な日だけでなく、公式サイトの営業時間も確認してください。
私たちは2025年12月31日を選択しました。
ステップ3:時間枠を選ぶ
訪問日を選択したら、希望する時間枠を選びます。
ルーヴル美術館を初めて訪れる場合や、同日にほかの美術館へ行く場合は、朝一の9時枠がおすすめです。時間がたつほど館内やモナリザ周辺が混雑しやすくなるため、希望する作品を見やすい時間を確保できます。
朝一だとモナリザの部屋には並ばずに入れました。また、途中、サモトラケのニケも立ち止まっている人は少ないので余裕をもって写真を撮れました。
ステップ4:PMP利用者向けの無料予約を選ぶ
通常料金の入場チケットではなく、パリ・ミュージアム・パス利用者向けの無料予約を選択します。PMPのサイトから進んだ場合は、「PARIS MUSEUM PASS」の表示ですので間違えることはないと思います。
人数を選択し、人数分の名称を入れる必要があるので入力して、画面の案内に従って次へ進みます(「Next」をクリック)。
「Additional options」の画面で必要なものがあれば追加してください。何も表示されない場合もあります。「Next」を押して次に進みましょう。
ステップ5:アカウントを作成して予約を完了する
氏名、メールアドレスなどを入力してアカウントを作成し、予約を完了します。住所や電話番号等の登録も必要になります。
予約完了後は、登録したメールアドレスに予約のダウンロードリンクが届くか、マイページからチケットを確認できます。
メールが届かない場合に備えて、予約完了画面やマイページも確認してください。
チェックボックスにチェックを入れて、「Pay」をクリックします。この際、Total: 0€となっており、料金は発生しません。
ステップ6:予約チケットとPMPを準備する
当日は、以下をすぐに提示できるようにしておきます。
- ルーヴル美術館の無料時間指定予約
- パリ・ミュージアム・パス
- (必要に応じてパスポートなどの身分証明書)
スマートフォンで表示する場合は、通信トラブルに備えてPDFやQRコードを端末内に保存しておくと安心です。
朝一の9時枠をおすすめする理由
ルーヴル美術館は、朝一の9時枠がおすすめです。
私たちは2025年12月31日の9時枠を予約し、13時ごろまで主要作品を中心に回りました。
ルーヴル美術館では、入場後の時間がたつほど来館者が増え、モナリザなどの有名作品周辺も混雑しやすくなります。
9時枠のメリット
- 午後より館内が混雑しにくい
- モナリザなどの有名作品を早い時間に見られる
- サモトラケのニケやミロのヴィーナスも回りやすい
- 午後にオルセー美術館など別の予定を入れやすい
- 3〜4時間の見学時間を確保しやすい
- 混雑による予定の遅れを抑えやすい
今回の旅程では、午前中にルーヴル美術館を見学し、午後にオルセー美術館へ移動しました。
ルーヴル美術館だけで1日を使う場合でも朝一はおすすめですが、同日に別の観光予定を入れる場合は、9時枠の優先度がさらに高くなります。
9時に予約しても並ぶ?
9時枠を予約していても、まったく並ばずに入れるとは限りません。
ルーヴル美術館では、予約の確認に加えて、手荷物検査などのセキュリティチェックがあります。
また、世界中から多くの観光客が訪れるため、朝一でも入口に列ができることがあります。
私たちは正面のピラミッドの入り口に並びましたが、8時40分に到着して列ができていました。セキュリティチェックを終えて中に入れたのは9時10分ごろです。
予約時間より少し早めに到着し、予約者向けの案内や入口を確認しておくと安心です。
館内に入ったあとも、モナリザなどの人気作品の前では列や混雑が発生する可能性があります。
ルーヴル美術館へ入ったら最初に何を見る?
主要作品を効率よく回りたい場合は、入館後にまずモナリザ方面へ向かう方法があります。
ルーヴル美術館は非常に広いため、行き当たりばったりで歩くと、同じ場所を何度も移動することになりがちです。
初めて訪れる場合は、以下の作品を中心に回ると、ルーヴル美術館らしい見どころを押さえやすいです。好みもあると思うのでご自分で見たいところを調べてみてください!
- モナリザ
- サモトラケのニケ
- ミロのヴィーナス
- ナポレオン1世の戴冠式
- 民衆を導く自由の女神
- ハンムラビ法典
ただし、展示室の閉鎖や作品の移動が行われる場合があります。
訪問前に公式サイトの館内マップや公開中の展示室を確認しておくと安心です。
年末年始に予約するときの注意点
休館日を確認する
ルーヴル美術館は、基本的に火曜日が休館日です。
また、1月1日、5月1日、12月25日も休館となります。
年末年始の旅行では、曜日と祝日の両方を確認してください。
12月31日は通常の休館日ではありませんが、営業時間が変更される可能性もあるため、訪問年の公式カレンダーを確認するのがおすすめです。
開館時間は曜日によって異なる
ルーヴル美術館の通常の開館時間は、以下のとおりです。
| 曜日 | 通常の開館時間 |
|---|---|
| 月・木・土・日曜日 | 9:00〜18:00 |
| 水・金曜日 | 9:00〜21:00 |
| 火曜日 | 休館 |
最終入場は閉館の1時間前、展示室からの退室は閉館の30分前から始まります。
年末年始や特別イベント時には変更される場合があるため、最新情報を確認してください。
予約時間ぴったりに入れるとは限らない
時間指定予約をしていても、入口の列や手荷物検査がなくなるわけではありません。
予約時間の少し前にはルーヴル美術館へ到着し、案内表示を確認しておきましょう。
一度退館すると再入場できない
ルーヴル美術館は、一度出口から退館すると、同じチケットやPMP予約で再入場できません。
館内のレストラン、カフェ、ショップ、見たい作品などを確認し、退館する前にすべて済ませておきましょう。
なお、リシュリュー翼、ドノン翼、シュリー翼の間は、館内の案内表示に従って移動できます。
別の翼へ移動する際に中央のナポレオン・ホールへ戻ることはありますが、ルーヴル美術館の出口から館外へ退館しないように注意してください。一度退館すると、同じチケットやPMP予約では再入場できません。
公式サイトの最新情報を確認する
料金、予約開始時期、開館時間、利用できる入口、公開される展示室は変更される可能性があります。
年末年始は、臨時休館、ストライキ、特別営業時間などが発生する可能性もあります。
ストライキはどうしようもないですが、訪問日が近づいたら、公式サイトやSNSを再度確認するのがおすすめです。私たちが訪れた2025年12月31日は、入場に影響するストライキはありませんでした。
ルーヴル美術館を4時間で回るモデルプラン
朝9時の予約を取り、主要作品を中心に回る場合は、以下のような流れが組みやすいです。
| 時間目安 | 内容 |
|---|---|
| 8:30ごろ | ルーヴル美術館到着・入口を確認 |
| 9:00〜10:00ごろ | モナリザ、ナポレオン1世の戴冠式 |
| 10:00〜11:00ごろ | サモトラケのニケ、ミロのヴィーナス |
| 11:00〜12:30ごろ | 希望する展示室や作品を見学 |
| 12:30〜13:00ごろ | ショップ、カフェ、出口へ移動 |
| 13:00ごろ | 退館・次の予定へ |
実際には、入場待ち、館内の混雑、展示室間の移動、作品の鑑賞時間によって大きく変わります。
ルーヴル美術館は館内の移動だけでも時間がかかるため、絶対に見たい作品としては多くても5〜10点程度に絞っておくと回りやすいです。
私たちは13時ごろに退館し、その後オルセー美術館へ向かいました。
ルーヴル美術館の予約で感じたこと
実際に訪れて感じたのは、ルーヴル美術館は「予約を取っただけでは十分ではない」ということです。
朝一の時間枠を予約しても、入口の確認、手荷物検査、館内の移動には時間がかかります。
また、館内が非常に広いため、見たい作品を決めずに入ると、移動だけでかなり時間を使ってしまいます。
それでも、朝一の9時枠を予約したことで、主要作品を見ながら、午後のオルセー美術館へ移動する時間も確保できました。
特に、以下に当てはまる人は9時枠がおすすめです。
- 初めてルーヴル美術館へ行く
- モナリザなどの有名作品を見たい
- 年末年始の限られた日程で訪れる
- 午後に別の美術館や観光予定がある
- できるだけ混雑が少ない時間に入りたい
- 3〜4時間で主要作品を回りたい
ルーヴル美術館をじっくり楽しみたい場合は、午前だけではなく、半日から1日程度確保するのがおすすめです。
まとめ:年末年始は3か月前から確認して朝一9時を確保
年末年始にルーヴル美術館へ行くなら、訪問日の約3か月前から予約状況を確認するのがおすすめです。
特に優先したいのは、朝一の9時枠です。
今回のポイントをまとめると、以下のとおりです。
- PMP利用者も無料の時間枠予約を取得する(PMPだけでは入場が保証されない)
- 年末年始は約3か月前から予約状況を確認し早めに予約する
- 主要作品を効率よく見るなら9時枠がおすすめ
- 日本からの一般旅行者は通常€32
- 火曜日、1月1日、5月1日、12月25日は休館
- 予約していても入口の列や手荷物検査はある
- 一度退館すると再入場できない
- 館内が広いため、見たい作品を事前に決めておく
ルーヴル美術館は、パリ旅行の中でも特に予約優先度の高い観光スポットです。
「予約なしでも入れるかもしれない」と考えるより、旅程を決める段階で訪問日を固定し、早めに時間枠を確保しておくと安心です。
FAQ
Q. ルーヴル美術館は予約なしでも入れますか?
A. 空きがあれば、予約なしで列に並んで入場できる可能性はあります。ただし、混雑時には長時間待つ、または入場できない場合があります。年末年始に確実に入場したい場合は事前予約がおすすめです。
Q. パリ・ミュージアム・パスがあれば予約不要ですか?
A. 無料の時間枠予約を取得するのがおすすめです。PMP公式案内では、時間枠を予約している場合のみ、ルーヴル美術館への入場が保証されるとされています。
Q. ルーヴル美術館は何時に予約するのがおすすめですか?
A. モナリザなどの主要作品を見たい場合や、午後に別の予定がある場合は、朝一の9時枠がおすすめです。
Q. 年末年始はいつから予約すればよいですか?
A. 訪問予定日の3か月前を目安に公式予約サイトを確認するのがおすすめです。予約枠の公開日は変更される可能性があるため、旅程が決まったら定期的に確認しましょう。
Q. ルーヴル美術館の入場料はいくらですか?
A. 2026年1月14日以降、日本から訪れる一般旅行者の通常料金は32ユーロです。PMP利用者は入場料がパスに含まれますが、無料の時間枠予約を取得しておく必要があります。
Q. 12月31日や元日も営業していますか?
A. 1月1日は休館です。12月31日は通常の休館日ではありませんが、営業時間が変更される可能性があるため、訪問年の公式カレンダーを確認してください。



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